臨床検査振興協議会

検査の結果について

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検査の結果について

 

 

結果を聞くのはあなたの権利

 

まず大切なことは、検査はあなた自身のためにおこなったものですから、結果を聞くことはあなたの権利ですので遠慮せず納得いくまで主治医に聞いてください。

しかし、癌があるかなど直接自分に知らせてほしくないものがあるときは前もって言っておくこともできます。

 

検査結果を健康にやくだてよう

 

現在、検査は正確性だけでなく早さも要求されています。検査結果を当日中に知ることができるようになりました。

検査結果報告書をもらったら大事に保管し、今かかっている病気の管理だけではなく健康管理にも役立ててください。

 

検査結果をみてよく分からないときは?

インターネットの情報を信じすぎない!

最近はインターネットやテレビで検査結果の見方や解釈についていろいろな情報がありますが、すべてがあなたに当てはまるとはかぎりません。検査結果の解釈は個々のケースでことなります。

主治医の先生に相談!

検査結果の解釈や意味がよくわからないときは、主治医の先生に相談してください。また病院によっては検査相談室等の相談窓口がある場合がありますので相談してください。

検査の限界

何千もある採血の検査項目

現在採血の項目だけでも何千とあります。一度の採血で何でもわかると思われがちです。あなた自身が知りたい項目があれば診察の際あらかじめ主治医に相談してください。

1回の採血だけでは判断できない

採血の結果も項目によっては採血時間や食事の状態によって大きく変動するものから、ほぼ一定の値をしめすものまでさまざまです。一回の採血だけでは判断できない場合もあります。

検査結果が絶対ではない

検査は病気の診断や治療の推移をみる手段の1つにすぎません。検査結果だけで判断したり、検査結果に一喜一憂する必要はありません。

検査結果をみる時の注意

診断結果に一喜一憂する必要はありません

近年検査の重要性は増していますが、病気の診断や治療の効果は検査結果だけで判断するものではありません。最終的には診察も含めて総合的に判断することになります。すべての検査の項目には基準範囲がもうけられていますが、そこからはみ出したら必ず異常であるとはいえませんので検査結果だけで一喜一憂する必要はありません。よく主治医の先生と相談してください。

自己判断せず必ず病院で受診してください

 

健康診断で異常を指摘された場合は自己判断せず必ず病院や

診療所で受診してください。

 

検査報告書の正しい見方

詳しくはコチラ